記事一覧

ご挨拶

はじめましてこちらに、ダイの大冒険の二次創作をこそっとupさせていただきます。コメントには、あまり返信出来ないかもしれません。ポップの逆行になります。時間軸としては、アバンに弟子入りする直前から物語がはじまります。ポップ最強には、なりません。H28年9月22日追記H28年10月から、土日祝日はお休みします。H28年10月13日 追記諸般の事情からコメント欄を承認制とします。コメント返しは、どうするか検討中です。H28年11...

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Re:スタート プロローグ

「がああああぁぁぁぁぁっぁああああああ!!!!!」 叫びがあがった。 少年は、自身の叫びで気がつく。 己の精神が、無理やりはぎ取られようとしている。いや、押し籠められようとしているのか。 判別することすらできないほどの苦痛。 全身をそらせ両眼をむき出しにし、呼吸することを忘れた肺が酸欠を起こす。「うがああああああぁぁああ!!!!」 それでも、体は叫ぶことをやめようとしない。「ポップ!? ポップ!!...

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Re:スタート 弟子入り 1

 窓から零れおちる日差しと、小鳥の声でポップは目を覚ました。 布団から体を起こす。 自身の身体に違和感を覚え、両手を見つめる。 見知った皺だらけの固い手ではなく、張りのあるぷっくりとした子供の柔らかい手だった。「そうか……成功したのか」 呟く声はわずかにかすれていたが、それでも変声前の少し高めのものだった。 ジワジワと胸に込み上げてくる感動。 これで、あのくそったれな未来をやり直せるかと思うと、飛び上...

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Re:スタート 弟子入り 2

「村の外れにある森には、行ってはいけないよ。恐ろしい『ぬし』が出るからね」 大人たちは繰り返し、子どもたちに言って聞かせる。 それは、森が危険だとよりわかりやすくイメージさせるために長い年月をかけて大人たちの作った作り話だ。 とはいえ、子どもたちは『ぬし』の存在を信じ恐れている。 だから、アバンの後をついて初めて森に一人で入ったとき、心臓が破裂しそうなほどドキドキしたことをまるで昨日のことのようにポ...

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Re:スタート 弟子入り 3

「ポップ!!」 家に戻ったとたん、母親のスティーヌが声をあげて出迎えた。かがんで、ポップの体についている土をはらう。「一体どこに行ってたのよ。あなたは病み上がりなんだから、部屋で休んでいなきゃダメでしょう」「……ごめんなさい」 ポップは素直に頭を下げると、スティーヌは息をついて立ち上がりアバンに向き直った。「息子を連れてきてくださって、ありがとうございました」 深々とアバンに向かって頭を下げた。「い...

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